病の敵

ひと昔前、死因の病気は、肺炎や結核などウイルスや細菌が原因で引き起こる伝染性の病気が主でした。原因がはっきりしていてそれらを排除すれば病から解放されました。現代科学医学の進歩は、素晴らしいものです。そのおかげで寿命も延びました。
さて、今の死因の病気は、心臓病やガンや脳卒中などです。これらの病気には昔と違い原因であるウイルスや細菌などの敵が存在しません。前駆症状として、高血圧や肥満や糖尿などがありますが原因ではありません。生まれてからいままで、どのように生きてきたか?ここに原因があると思うのです。なにを好んで食べてきたか、どこで暮らしてきたか、どんな仕事をしてきたか、どんな人間関係を築いてきたか、なにを嫌ってきたか、どんな運動をしてきたか。それら日々毎日の暮らしのなかで自分の心が決めてきたことの積み重ねです。生活の習慣、ライフスタイルです。
どれだけよいライフスタイルをしてもいずれ寿命がきます。病で苦しみながらよりも、朽ち果てるように尽きたいものです。
私は、流れることを意識するようにしてからずいぶんいろいろと変化してきました。まずは、受け入れて、いらないものは流し、いるものとはともに流れてゆく。若いころは、ふらふらとどこでも流れていましたので。