鵲橋(じゃっきょう)

七夕の夜に牽牛と織姫は、どこからかやってきた鵲(カササギ)が羽をひろげて橋を架けてくれ会うことができる。この橋のことを鵲橋(じゃっきょう)と呼びます。

太極拳、気功をするとき舌先を口の上顎にそえます。上顎のどこかというと、こそばしいところです。なぜそうするかといいますと、いくつかわけがあります。ひとつは、口呼吸を避けるためです。細菌やウイルス、塵などが体内に入らぬよう鼻毛や鼻腔は大切な関門であり、できるだけ鼻呼吸をするためです。

また、武術的には、舌を噛まぬようにおさめておくという意味があります。一度経験ありますが喋りながら散手していましたら、不意に相手の手が顎にあたり舌を噛んで大変な思いをしたことがあります。不意ならいいものの故意に攻撃されたら大怪我をしますので、口は慎みましょう。

また、気功的にはたいへん大切な意味があります。身体前面中心には任脈という経絡が流れ、後面中心には督脈が流れていますが、口腔にて途切れています。そのため舌先を上顎にそえることで任脈と督脈を連結させるという意味があります。それにより小周天と呼ばれる巡りがなりたつのです。

いろいろ述べましたが、この舌先を上顎にそえることを鵲橋といいます。