春の心得

もう春です。まだまだ冷え込みますが、ときおり快晴の日などは春を感じずにいられません。もう土のなかでは、いまかいまかと雪どけを待つ息吹を感じます。そこで、春の心得について述べておきたいとおもいます。心の準備をしておきましょう。

 

春は、長い眠りから目覚める季節です。雪解けとともにふきのとうや行者にんにくなど一気に植物たちは芽生え、草木の成長を盛んにし、枝葉が天高く伸びてきます。動物たちもまた冬眠から目覚め活動的になります。これらは、自然界の春の気がそうさせているのです。同様に、人間にも体内でさまざまな芽生えがおこり身心ともに活発に動きはじめます。なにかはじめてみようとする心がうまれるのも、この春の季節です。ご注意いただきたいことは、いままで眠っていたものが急に活発に活動はじめますので、それにともない代謝物としての毒素も巡ります。特にこの毒素解毒を心掛けましょう。めまいや疲れ目、気分の高揚、吹き出物、肌荒れ、精神不安定、持病の再発、イライラやストレスに耐えきれなくなったりするものこの季節です。また、春は、冬から夏への移行期であり、寒かったり暖かかったりと気候が不安定になり、風がよく吹き荒れます。そのため風邪をひきやすいのも特徴です。風邪を“かぜ“と読まず“ふうじゃ“と読むとその意味がよくわかります。風邪は、首の後ろから侵入するといわれます。風邪予防に首元を温めておきましょう。

 

⚪️春の心得⚪️


一、なにかをはじめまるときです。

種が発芽するように春には「生」の働きがありますので、なにかをはじめるがよいです。まず、はじめてみて夏まで続けてみます。その実りは、秋にでます。実れば得るもの多いですよ。


二、解毒に山菜をいただく。

春は新陳代謝が活発になり老廃物が出やすくなります。この老廃物の排出を促すのが「ほろ苦い新芽」だといわれております。ふきのとう、行者にんにく、タラの芽、ふき、うど、わらび、たけのこなど身近の山菜がまさに春の解毒を促してくれる食べ物です。だだ、食べ過ぎ採り過ぎにはご注意ください。


三、なにごともしすぎず、じょじょに。

春になると気持ちもゆるみ動きたくなります。いままで冬眠状態で運動不足気味ですので急に大汗をかくほどの運動は、体内機能に悪影響を及ぼし、いろいろな病気の原因となりますので、適度にじわりと汗をかくほどの運動からはじめましょう。あらゆる活動のピークを夏至に定めてじょじょにいきましょう。


三、 風邪にご注意を。

冬はとにかく温めますが、春は温かかったり寒かったりと気候が不安定になります。風もよく吹きますので、汗をかいた首もとから風邪(ふうじゃ)がはいってこないようにご注意ください。


四、 すこし早起きを。

冬は夜が長く、よく眠ります。春にはすこしづつ日の出が早くなります。あまりぐずぐずせずに早起きしましょう。朝の新鮮な空気をいただき、ゆっくり散歩するととても気持ちよいです。