飢点・渇点

きてん・かってんと読みます。耳にある有名なツボです。名のごとく、飢渇は食物と飲水のバランスを調整します。いわゆる痩せるツボです。よく、痩せるツボありませんか?と問われます。痩せれば良いというものではなく、体質的にほどよいところがよいわけでして、食べないと痩せるかというと逆に身体は蓄えようとしますので脂肪が増えたりします。ラクダは、何日も食べ物をとらずに砂漠を歩くために背中に栄養を蓄えてコブをつくります。ですから、しっかり食べて、出す身体をつくればよいのです。痩せるツボは、人それぞれ違います。全身の流れを潤滑にさせるように鍼灸で施術するわけですが、問題は普段の生活のなかで自分自身でどう向き合うかです。そういう意味では、耳ツボはとても有効です。ツボに王不留行という漢方薬の種をテープで止めておくわけですから、食事やおやつをいただくときにふと耳ツボを気にかける習慣がついてきます。すこしづつですか、そんなに食べたり飲んだりしなくてもよくなってきます。なにか身体のためにしてあげたい気持ちが芽生えれば自然は自然にバランスをとる方向へ向かいます。